テコンドー
テコンドーとは、「蹴り」を中心とした武道・スポーツです。
年齢、性別を問わず世界各国で多くの人から親しまれています。
「跆拳道」の「跆」は、踏む・跳ぶ・蹴る等の足技、「拳」は突く、叩く、受ける等の手技、「道」は武道の精神を意味します。
また、英語でのTaeKwonDoの意味はThe art of kicking and punchingです。
スピーディで多彩な蹴り技が特徴であることから「足のボクシング」と形容されることがあります。
日本テコンドーとは?
日本テコンドー協会(JTA)は1984年に設立されました。
JTAは本会の宗師範、河明生により日本発祥の武道 【日本テコンドー】として創始され、『七大精神』を礎に、技術的には『フルコンタクトテコンドー』、『蹴美』をコンセプトに置き、精神的には『文武両道』を目指します。
Ⅰ フルコンタクトテコンドー
① 一本勝ち(K.O.ルール)
② 足技だけでなく、顔面への手技による攻撃
これらは他のテコンドー団体との最大の違いとなります。
KOによる一本勝ちや顔面へのパンチも認められており、日本一を決める大会ではヘッドギアなし、無差別級の過酷なトーナメントが特徴です。
また一本勝ちルールの導入により、テコンドー特有の華麗な足技だけでなく、一撃で相手を倒せる蹴り技(蹴美)を 求められることとなりました。
少年部ルール
安全性を期すために突き、回し蹴り系の攻撃が禁止となっています。
これにより体格や筋力での勝負がついてしまうことをなるべく防ぎます。
コツやフォーム次第で威力を発揮する横蹴り中心の試合となるため、
誰にでも入賞できる可能性があるルールです。
Ⅱ 蹴美
蹴美とは華麗で美しく、かつ威力のある蹴りのことです。
JTAテコンドーが追求し続ける蹴りこそが蹴美です。
そしてJTAはテコンドー界最強の蹴美を極めようとする団体です。
昇級審査では毎回1つ歴史上の偉人の名を冠した『蹴武の型』を習得します。
蹴武の型はそれぞれテーマとなる蹴りが設定されており、昇段するまでに習得する型の稽古を繰り返すことで、自然と蹴り技を身に付けることができる体形であることが特徴です。
Ⅲ 文武両道
JTAテコンドーは武道です。
ただ肉体的な強さを求めるだけではなく、 精神的な強さの涵養を同時に追求します。
その一つとして文武両道の精神の追求です。
我々の目標はプロの格闘家の輩出ではなく、弟子たちが幸せな人生を歩むための土台を作ることです。
少年部においては勉強と武道の両立、 青年部では仕事と武道の両立を文武両道とし、 真の武道家、テコンドー家を目指します。
テコンドー辻道場とは?
名古屋市緑区、大府市にて日本テコンドー協会のテコンドーを教える道場です。
名古屋でのJTA会員1号となる辻 陽介が代表を務めています。
運動が苦手な方、初心者の方向けに楽しく明るい雰囲気づくりを心掛けている道場です。
テコンドーをすることを通して、心身を鍛えるだけではなく、
自信や自己肯定感を高め、年齢や境遇の異なる仲間との繋がりを深め、
人生を豊かにすることを目指します。